子供の矯正はいつから始める?

衛生士と子供

子供の矯正はいつから始める?

矯正治療に年齢制限はありませんが、開始年齢によって、仕上がりや治療期間、抜歯の必要性などに違いがあります。また、コンプレックスによるメンタルへの影響、噛み合わせのズレによる全身への影響などを考えると、早く始めるメリットはとても大きいでしょう。

子供の矯正治療には1期治療と2期治療があります

子供の矯正治療は、大人と違い、成長・発育を利用して進めます。そのため、顎の成長度合いが異なる6歳と15歳では行う治療が異なります。
矯正治療はいつでも始めることができ、「遅すぎる」ということはありませんが、早く始めるメリットは多いです。お子様に合ったタイミングで治療を開始することが大切です。

顎の成長・発達を
コントロールできる時期

矯正治療を考えているの女の子

子供の矯正治療の最大のメリットは、骨格にアプローチできるという点です。顎の成長が止まった大人では、完成した骨格に歯を並べる治療しか行うことができません。骨格にアプローチが必要なケースでは、外科手術が必要になる場合があります。

グラフ

1期治療と2期治療

1期治療は顎の成長・発育をコントロールして、キレイな歯並びになるための土台(顎)を育てます。2期治療では、歯並びを整える(歯をキレイに並べる)治療を行います。

1期治療(予防矯正)

イラスト:1期治療(予防矯正)

1期治療はこちらで詳しくご紹介しています

2期治療

イラスト:2期治療

1期治療はこちらで詳しくご紹介しています

1期治療と2期治療の開始時期

1期治療は、永久歯が生える前の乳歯列期・混合歯列期に行う治療です。当院で行っている、マイオブレースによる予防矯正は、5歳~10歳が理想的な治療開始時期とされていますが、それを過ぎても治療ができないわけではありません。早ければ早いほど、予防矯正を行える可能性は高くなります。

また、2期治療は、永久歯が生えそろう12歳くらいから治療を始めます。1期治療が完了した時点で、永久歯に生え変わっていない場合は、2期治療開始まで定期観察を行い、歯の生え変わりや成長をチェックしていきます。

図:1期治療と2期治療の開始時期 図:1期治療と2期治療の開始時期

※1期治療が必要ない場合には、保定・観察期を経て、2期治療を行う場合もあります。

  • 1期治療 予防矯正・マイオブレース
  • 2期治療 子供のブラケット矯正

矯正は早ければ早いほど良い?

矯正治療は、早く始めるほど良いというものではありません。しかし、すぐに治療が必要にならないかもしれませんが、最適な治療開始時期を逃さないために、早めに歯科で相談することは大切なことです。歯並びがきになったら気軽にご相談ください。 当院は、気軽にご相談いただけるように、初回のカウンセリングは無料で行っています。相談だけならば費用はかかりませんので、ぜひご利用ください。

受け口(反対咬合)の治療は早めのご相談を

受け口(反対咬合)になる原因はさまざまですが、上顎の成長が弱いことが原因の場合、上顎の成長は10歳にはある程度完了してしまうため、早めに上顎の発育不良を解消してあげることが望ましいです。

お悩みやご希望を伺い、
一人ひとりの患者様に合った治療法をご提案します。

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